そんな人だって

「ギリシャへ行ったことがある。」と言うとみんな決まって「アテネってどんなとこ?」って聞いてくる。
残念ながらアテネには行っていない。
「じゃーどこに行ったの?」と聞かれ「サモスラキ島」と答える。
「そこだけ?」
「うん、そこだけ。」
「何しに行ったの?」
「ちょっと踊りに」
「へ?」
「いや、踊りに・・・」

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2003年の夏、ギリシャのサモスラキ島へ渡った。

7DAYS OPEN AIR PARTY

ただ踊るためだけに日本からここまでやってきた。
馬鹿なやつだなんて思われるかもしれないけど、そんな馬鹿な奴らが総勢20000人。

そんなパーティーの中で一番印象的だったのが彼、ひさし a.k.a ゴルゴ内藤だった。
彼は日本人離れしたダンスでフロア最前列をジャック。
様々な国々のパーティーを渡り歩いてきた真のレイブトラベラーだった(て表現もおかしいねw)。

僕が海岸沿いのちょっとした石の上で踊っていると、突然走ってやってきて一言。
「チャ○ス持ってない?」
(持ってるわけねーよw)って思いながらも笑顔で「いや〜持ってないんだよね〜」って言うと
「そっか〜」といってテントサイトの方にダッシュしていった。

何度か話したが、結局彼とはそれっきり。

日本に帰ってから彼が本を出していると知った。
本の内容はレイブ巡礼記で「こいつ馬鹿じゃね〜の?」って大笑いしちゃうような生き方をしてる人。
でもそんな(常識で考えれば)馬鹿な生き方を納得させるだけのポジティブバイブレーションに満ちあふれ、何よりパワーがあって、「あ、こういうのもありなのか〜」って納得させちゃうんだよねその人は。

彼とは伊豆で再会し、やはりそこでもカリスマ的存在ダンスだった。

「いろいろな生き方があるよ。」

僕はこの言葉をよく口にする。

それはきっと自分自身に宛てた言葉なのだろう。
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by oto-no-ha | 2005-01-17 19:26 | traveler
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