未来のこと

昨夜、学生時代に働いていたバイト先の社長から数年ぶりに電話があった。

「天神でバーをやってみないか?」

そんな内容の電話だった。
出店予定の店舗だけが決まっていて、今からやってくれる人を探しているのだという。

「毎月数万円づつ払ってくれれば、あとはヒデくんの好きにしていいよ。おれは基本的にはノータッチだから。」

特に心が揺れるようなこともなく、ぼくは「まだ料理の修行中ですから。でも誘っていただいたことは感謝します」と言って丁重に断り、寝た。。。




今日は休み。昼から一人で飯を食べに行き、コーヒーを飲みながら窓の外をぼけーっと眺め、将来のことを考えた。
特に何も思い浮かばなかった。


飯後、チャリで西通りを通る。
昔、この通りで自分の撮った写真を売りながら世界中を旅しているというフィンランド人に会ったのを思い出した。

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2006/??/?? 


世界中のあらゆる風景が切り取られたその写真の素晴らしさと、もう何年も旅を続けているという彼にあの日の僕は羨ましさを覚えたが、同時に決して僕にはそんな真似は出来はしないし、やらないだろうと思った。

日本で生きてる以上、会社を辞めて長い旅に出るなんてことは相当なリスクを負うものだし、日本に帰った後のことを考えながら旅を続けなければならない。100%旅を楽しむことはできない。
旅の途中、「もう日本に帰りたくない」なんていう30代の旅行者にも出会った。そんな日本人に出会う度に、まだ学生だった僕は「会社を辞めて旅に出ること、それによって失われるもの」について考えさせられた。「あーおれ学生のうちに旅しとってよかったわい。」と思ったりした。




そんなことをぼんやりと考えながら、僕は今日この通りにある銀行で新しく口座を開設した。
そういえば彼と二度目に会った時、彼はこの銀行の前で写真を売っていた。




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しかしまーなんだかんだ僕の夢は 嫁さんと世界一周すること なので
一年くらいよかろうや。
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by oto-no-ha | 2007-10-17 20:26 | dialy
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